こんにちは!
映画「交渉人」レビューです。

題名が交渉人とありますが,そのまま犯人を説得する様を延々と楽しむ映画ではなく交渉人が犯人に仕立て上げられてしまい,別の交渉人とのかけひきや騙し合いをしていくという発想がすごいと思いました!

交渉人はテンポが良いので飽きませんね。こういう話の展開は自分的にはとても好きです!公開が1999年だから少し古い映画だけれど,シナリオ,構成,キャスティングがとても良かったです。
 ラストでの真犯人との交渉は俳優の演技が光っていました。何となく先の展開が読めてしまいそうなシーンであるのに,あの交渉の演技力によって“ひょっとして…”と思わせるくらいにまで説得力を高めていました。

ひとつ残念なのが黒幕が一切伏線もなし。小説でもないのでそこは考えなくてもいいのかなーとも思いますが,ちょっと無理なシナリオかなと思います。

途中で警官を殺したと思わせて展開しているけれど,100%殺していないのがバレバレだけれど,そこはわかっていても言わないのがマナー(*´-`*)ノ映画館で良く自分はわかってますよ的な発言をするのがイラッときます!

話はそれましたが,交渉人同士の知能戦がメインと思っていたのですが,いい意味で裏切られました。ストレートな作りの映画に好感が持てました。そこに交渉人同士の微妙なかけひきがストレートな作りの中にスパイスとなって飽きさせない内容になっていますね!!

それでは(*´-`*)ノ